プロフィール
arachu
arachu
上州アスリートクラブ/ヘッドコーチ
関東学院大学→日清食品グループ→トライアスロン選手
※ニューイヤー(全日本実業団)駅伝出場、
自己ベスト:5000m13分51秒97、10000m28分14秒16、
マラソン2時間15分04秒、07年全日本トライアスロン宮古島大会14位、
アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ(ハワイ)3回出場etc
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2011年12月22日

ニューイヤー駅伝2012②~理事長も書いてますVol.24~

ニューイヤー駅伝2012の号砲まで「あと10日」に迫り、各チームのエントリーも発表され、いよいよ盛り上がってまいりました。前回のブログでは、2011年のコースの特徴、レース展開と結果について綴りました。今回は、今日時点(エントリー段階)での予想を書いてみたいと思います。前回同様、群馬県民の方、陸上ファンの方々が少しでも「箱根駅伝」と同じように興味を持って頂けるように書いていきたいと思います。

優勝候補は?
今年度覇者の「トヨタ自動車」、昨年度覇者の「日清食品グループ」、世界陸上マラソン入賞の堀端選手を擁する「旭化成」が3強で、コニカミノルタ、HONDAが後を追うという構図でしょうか…。

駅伝メンバー7人の選考ステップ
その前にNY駅伝に出場するメンバーの選考基準について触れてみたいと思います。NY駅伝には各地域毎に11月上旬~下旬(九州)に予選が行われます。そして、九州以外は11月中に「10000m」等の大会(記録会)に出場し、合宿という流れが多いと思います。予選→記録会→合宿と順調にトレーニングを消化出来ている選手の方が「状態が良い」という可能性は高くなると思います。逆に言えば、上記のステップを回避している選手は、その時点で「状態に不安がある」という可能性があります。※上記のステップ(予選、記録会)を回避したことによって、その時間を練習に費やし、状態が上向いてくることはもちろんあります。

各チームのステップは?
●トヨタ自動車…11月13日の中部実業団駅伝→八王子ロングディスタンスという流れ。今年3区区間賞の高林選手が両方、世界陸上マラソン代表の尾田選手が予選を回避。
●日清食品グループ…11月3日の東日本実業団駅伝→日体大記録会という流れ。世界陸上10000m代表の佐藤選手は日体大を、アジア大会10000m代表の北村選手は両方を回避。
●旭化成…11月23日の九州実業団駅伝→甲佐10マイル(16km)という流れ。昨年1区区間賞の大西選手、3区区間3位の深津選手(農大二高出身)が両方回避。

と、いうことは…
各チームともに「故障者?」の回復がカギになってくると思います。11月時点の状況から各チームが合宿に入り、どれだけメンバーの状態が上がっているか…。上記の選手は前半の重要区間を任される選手たちなので「チームの浮沈」を左右するので注目してみたいと思います。ですので31日にオーダー表が出されたときに、具体的な順位予想をしてみたいと思います。

と、また長くなりました。一人の陸上ファンとしての意見です。上記のステップは、あくまで予想であり正確な情報ではありません。記録会などに出場せずに自チームのみで行なうケースもありますので…。今年も混戦の「戦国駅伝」になると思います。当事者の方々は大変でしょうが、視聴者は楽しめると思います。

  


Posted by arachu at 22:30Comments(0)理事長のはなし