プロフィール
arachu
arachu
上州アスリートクラブ/ヘッドコーチ
関東学院大学→日清食品グループ→トライアスロン選手
※ニューイヤー(全日本実業団)駅伝出場、
自己ベスト:5000m13分51秒97、10000m28分14秒16、
マラソン2時間15分04秒、07年全日本トライアスロン宮古島大会14位、
アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ(ハワイ)3回出場etc
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2011年05月04日

本日は雑談に(残念!)

本当でしたらトライアスリートたちとクロカン走に行く予定でその風景の一部を紹介しようと思いましたが昨夜から今朝にかけ、喉が痛くなり風の前兆のような状態になったので大事をとって休養にすることにしました。
で、本日はこないだの雑談の続きをしようと思います。

今回の雑談は
①走るときに良く使う関節
「股関節」(足の付け根の部分)
ランニングで足を上げたり前に動かすときに良く使う場所です。
走る前に股関節の運動を行って走ると足を含めた下半身が動きやすく、人によっては歩幅が伸びたりして楽に疲れにくく走ることが出来ます。icon16途中で足を痛めたりしないで故障防止にも繋がります。

「肩甲骨」(肩の後ろについてる関節)
腕を振るときに良く使います。
肩や腕だけで振ると疲労も蓄積し、場合によっては痛める可能性もあります。
レース(駅伝やマラソンなど)で特に後半腕が振れなくなり、姿勢や他の部分に負担がかかりやすい!
足も伸びず、時にはペースダウンにも繋がることにもなります。
普段から肩甲骨を使えるように意識することを勧めます。(肩こり防止にもなります)

腕が振れることによって足も前に伸びます(進みます)。
肩甲骨が使えれば姿勢を崩さずに走ることが出来ます。
股関節が使えることによって故障せずに走りきれます。


肩甲骨と股関節を意識して使いながら「腕振り」と「股上げ」を行ないましょう。
「腕振り」
なるべく肩を落とし、力を抜いた状態で振る
*あごを引く(あごが上に上がらないように、下を向かないように)
*ただしあまり意識をしすぎて上に上がったり下を向いたりするので、前にいる人の腰の辺りに視線を向けて走ると自然にあごの位置も安定し、歩幅やペースも安定すると思います。
肘を後ろに引くような意識で降る(真っ直ぐに、横に振らないように注意する)。
手首は腰の位置で振るのが良いと思います。

前に出した足に体重を乗せた状態で振る

肘は真っ直ぐに振る(横に振らないように)


今度はその腕振りを意識して注意しながら「股上げ」を行ないましょう。
真っ直ぐな姿勢で行なう(腰や背中が丸まらないように)
腰が後ろにひけたり、前に反り過ぎないように気をつける(腰痛にも繋がります。)
あごを引いた状態で(腰の辺りに視線を向ける)
自分がコントロール出来る稼動範囲で行なう(上げすぎず、速さを意識しすぎて前かがみにならないように)


*あまり参考になる写真ではございませんが効率の良いランニングが出来るよう心掛けましょう!