2011年07月22日
スポーツ観戦する理由②~理事長も書いてますVol.14~
前回は、スポーツバカの理事長が、スポーツの面白みや、なぜスポーツが好きなのか?などを書きました。詳しくはコチラ。今回は「好き」という理由だけではなく、「仕事」としてスポーツを観戦(勉強)する理由を書きたいと思います。
そもそも「スポーツ」って何の為、誰の為?
ココが一番難しいですね…。競技者、指導者、スポンサー、支援企業、競技ファン、国際大会ファン、無関心層、アンチスポーツ層等(敢えて不等号は付けませんが)「スポーツ」を取り巻く環境には様々な人がおり、捉え方は様々だと思います。
この異なる立場の人たちに「スポーツの素晴らしさ」を伝え、「メリットを享受」できたときに真の「スポーツ文化が確立」するのではないかと私は考えます。
たとえばどんなスポーツ文化が理想?
ヨーロッパのサッカークラブや北米の4大プロスポーツ等の例を出してみたいと思います。例えばサッカー。バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、ACミラン等欧州のサッカークラブは世界的に有名です。このクラブ達は、優秀な競技者、指導者を集め国内はもとより世界で戦っています。観客も多く入り、TV放映も積極的に行っております。その為、広告目当てに支援する企業も増加、地域密着の為に無関心だった市民もスタジアムに足を運び、アンチスポーツの人々も、経済効果により恩恵を受けることが出来ます。全米の4大プロスポーツも同じような仕組みですが、世界へ向かわない代わりに、アジアや欧州の選手を獲得し、世界戦略を行っております。よってスポーツを通じて「Win,Win」の関係が築けているのではないでしょうか?
マイナースポーツ・アマチュア競技じゃ無理じゃない?
上記スポーツのような観客収入の有無、放映権収入の有無などの広告効果が希薄なスポーツは難しいと考えられております。そのような競技には、国・企業・国民がサポートできると良いと思います。※ココが難しいのですが…。先日JOCでトップ・アスリートの支援を求める企業説明会を行い、43社の企業が参加しました。企業側も、何億、何十億は掛けられないが、アスリートの支援には興味があるというのは事実なようです。今後、寄付税制も変わり国民が支援出来る体制も少しずつですが整いつつありますので、やり方次第では未来が全くないわけではないと思います。※寄付文化が根付いていないので先になりそうですが…。とは言いながらも、やはり「各種競技団体」の普及(優秀な競技者の継続的輩出)・啓蒙活動(魅力のプレゼン等)が大事であるのは変わりません。良いアスリートが出現しても、選手寿命は10年足らずです。選手任せではなく、協会がしっかりバックアップし、競技者に負担を掛けないことも重要になると思います。内輪揉めばかりしている協会も散見されますが…。
と、持論を長々と書いてしまいました…。スポーツを観る理由は、主戦場の陸上競技だけではなく、国民がもっとスポーツに関心を持てる仕組みはどうなんだろう、世界はどう動いているのだろうと、勉強の為でもあります。「子どもたちがスポーツを楽しめる」・「競技者が競技に集中できる」・「引退後も活躍の場を提供する」という理念を掲げて高崎でスポーツクラブを始めました。まだまだ始めたばかりで若輩者ですが、日々精進していきたいと思います。
そもそも「スポーツ」って何の為、誰の為?
ココが一番難しいですね…。競技者、指導者、スポンサー、支援企業、競技ファン、国際大会ファン、無関心層、アンチスポーツ層等(敢えて不等号は付けませんが)「スポーツ」を取り巻く環境には様々な人がおり、捉え方は様々だと思います。
この異なる立場の人たちに「スポーツの素晴らしさ」を伝え、「メリットを享受」できたときに真の「スポーツ文化が確立」するのではないかと私は考えます。
たとえばどんなスポーツ文化が理想?
ヨーロッパのサッカークラブや北米の4大プロスポーツ等の例を出してみたいと思います。例えばサッカー。バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、ACミラン等欧州のサッカークラブは世界的に有名です。このクラブ達は、優秀な競技者、指導者を集め国内はもとより世界で戦っています。観客も多く入り、TV放映も積極的に行っております。その為、広告目当てに支援する企業も増加、地域密着の為に無関心だった市民もスタジアムに足を運び、アンチスポーツの人々も、経済効果により恩恵を受けることが出来ます。全米の4大プロスポーツも同じような仕組みですが、世界へ向かわない代わりに、アジアや欧州の選手を獲得し、世界戦略を行っております。よってスポーツを通じて「Win,Win」の関係が築けているのではないでしょうか?
マイナースポーツ・アマチュア競技じゃ無理じゃない?
上記スポーツのような観客収入の有無、放映権収入の有無などの広告効果が希薄なスポーツは難しいと考えられております。そのような競技には、国・企業・国民がサポートできると良いと思います。※ココが難しいのですが…。先日JOCでトップ・アスリートの支援を求める企業説明会を行い、43社の企業が参加しました。企業側も、何億、何十億は掛けられないが、アスリートの支援には興味があるというのは事実なようです。今後、寄付税制も変わり国民が支援出来る体制も少しずつですが整いつつありますので、やり方次第では未来が全くないわけではないと思います。※寄付文化が根付いていないので先になりそうですが…。とは言いながらも、やはり「各種競技団体」の普及(優秀な競技者の継続的輩出)・啓蒙活動(魅力のプレゼン等)が大事であるのは変わりません。良いアスリートが出現しても、選手寿命は10年足らずです。選手任せではなく、協会がしっかりバックアップし、競技者に負担を掛けないことも重要になると思います。内輪揉めばかりしている協会も散見されますが…。
と、持論を長々と書いてしまいました…。スポーツを観る理由は、主戦場の陸上競技だけではなく、国民がもっとスポーツに関心を持てる仕組みはどうなんだろう、世界はどう動いているのだろうと、勉強の為でもあります。「子どもたちがスポーツを楽しめる」・「競技者が競技に集中できる」・「引退後も活躍の場を提供する」という理念を掲げて高崎でスポーツクラブを始めました。まだまだ始めたばかりで若輩者ですが、日々精進していきたいと思います。