2011年07月18日
スポーツ観戦する理由~理事長も書いてますVol.13~
なでしこJAPANやりましたねぇ!W杯という最高峰の舞台で、世界ランク1位、24戦勝利なし(25年間)の宿敵アメリカに雪辱しました。スポーツというのは「確率」という数字に見えるものと、「勢い」などの数字には決して表れない部分があります。このあたりが「番狂わせ」を起こし観客を魅了するのではないでしょうか?
今回は、自称スポーツバカの理事長が、何故いろんなスポーツが好きなのか、スポーツの楽しみ方、観戦目的は何なのかなどを綴っていきます。「スポーツの話すると止まんないよね?」という苦情も多いのでその反論も含めて書いてみます(笑)
そもそもスポーツの面白みって何?
各競技毎によって、違うとは思いますが、総論で言うと上記で書いた「筋書きのないドラマ」が真剣勝負の中で展開される事ではないでしょうか。スポーツに限らず何事も、プロセス(今までの練習や苦労、戦略策定等の過程)があり結果(大会での成果)があります。日本人は、欧米人に比較すると、プロセスをしっかり観察していく傾向が強いと言われています。この前段階の「努力」が「成果」につながった場合に、「多くの感動」を観ている側に与えるのではないでしょうか?
競技を例に出してお話しします
【箱根駅伝】は視聴率が20%を超える正月の名物番組です。その人気の理由は複数あると思います。箱根駅伝は往復200km、時間で言うと10時間です。この間に、実況は各校・選手のエピソードを紹介していきます。例えば、「前回は3秒差で念願のシードを逃した」、「悲願のシード獲得の為に、月間1200km走りこんだ」、「○○くん4年生は、一般入試で駅伝部に入り初出場。最後の箱根路へ挑みます」など…視聴者に、プロセスをしっかり公開します。そこで、是非この大学には頑張って欲しい、この選手には活躍して欲しいなどの感情移入するのも人気の秘密でしょう。
【柔道などの格闘技】「小よく大を制す」。この言葉を日本人は好みます。日本人は欧米人に対し体格で劣ります。そこを「技術」でカバーします。そこには対戦シュミレーション等の事前準備である「戦略」が重要になってきますよね。その作戦が決まった時の「爽快感」が僕達を勇気づけてくれるのではないでしょうか?※まぁこれは、今回のなでしこJAPANやWBCの野球などにも言えますが…。
で、なんでスポーツが好きなのか?
前にも話しましたが、自分の父親は実業団陸上部で監督をしております。まぁ家にはスポーツ新聞が置いてあり、TVはいつもスポーツが流れていた記憶があります。野球やサッカーなどもやっていたので「24時間スポーツ漬け」の環境にいたのは間違いありません(笑)中学生位までは、好きな球団の結果位しか興味が無かったのですが、高校生あたりからですかね、「チーム育成」という分野に興味を持ち始めました。その背景には、父親が監督業であることや、某プロ野球チームが「お金を掛けても優勝できない」というのをみて「自分だったら」と偉そうに(何様?)考えていたからだと思います(笑)。「足し算が成果につながらない」というのを現実に見て、「じゃー強いチームは何をしているのか?」と思い、ジャンルを問わずに新聞、雑誌、TVなどで情報収集をしていました。ある意味、スポーツの見方が変わったターニングポイントですね。「上手い選手より強い選手」というワードがここ最近各指導者から聞こえるようになりました。「採用・育成・補強、配置」などの観点からスポーツを観ることによって、いわゆる「スポーツバカ」になっていきました。大学生位からは「スポーツ経営」について興味を持ちましたが、そのあたりはまた後日…。
と、またまた長くなりました。「なでしこJAPAN」の優勝はとても嬉しいですし誇りに感じています。ですが、女子ソフトボールも「世界一」になり国民が熱狂しましたよね。にもかかわらず、普及、振興が現状では上手くいっているとは思えません…。この事実は、協会だけの責任ではないと思います。次回は、スポーツの意義や、スポーツ振興、クラブ運営などを書きたいと思います。
今回は、自称スポーツバカの理事長が、何故いろんなスポーツが好きなのか、スポーツの楽しみ方、観戦目的は何なのかなどを綴っていきます。「スポーツの話すると止まんないよね?」という苦情も多いのでその反論も含めて書いてみます(笑)
そもそもスポーツの面白みって何?
各競技毎によって、違うとは思いますが、総論で言うと上記で書いた「筋書きのないドラマ」が真剣勝負の中で展開される事ではないでしょうか。スポーツに限らず何事も、プロセス(今までの練習や苦労、戦略策定等の過程)があり結果(大会での成果)があります。日本人は、欧米人に比較すると、プロセスをしっかり観察していく傾向が強いと言われています。この前段階の「努力」が「成果」につながった場合に、「多くの感動」を観ている側に与えるのではないでしょうか?
競技を例に出してお話しします
【箱根駅伝】は視聴率が20%を超える正月の名物番組です。その人気の理由は複数あると思います。箱根駅伝は往復200km、時間で言うと10時間です。この間に、実況は各校・選手のエピソードを紹介していきます。例えば、「前回は3秒差で念願のシードを逃した」、「悲願のシード獲得の為に、月間1200km走りこんだ」、「○○くん4年生は、一般入試で駅伝部に入り初出場。最後の箱根路へ挑みます」など…視聴者に、プロセスをしっかり公開します。そこで、是非この大学には頑張って欲しい、この選手には活躍して欲しいなどの感情移入するのも人気の秘密でしょう。
【柔道などの格闘技】「小よく大を制す」。この言葉を日本人は好みます。日本人は欧米人に対し体格で劣ります。そこを「技術」でカバーします。そこには対戦シュミレーション等の事前準備である「戦略」が重要になってきますよね。その作戦が決まった時の「爽快感」が僕達を勇気づけてくれるのではないでしょうか?※まぁこれは、今回のなでしこJAPANやWBCの野球などにも言えますが…。
で、なんでスポーツが好きなのか?
前にも話しましたが、自分の父親は実業団陸上部で監督をしております。まぁ家にはスポーツ新聞が置いてあり、TVはいつもスポーツが流れていた記憶があります。野球やサッカーなどもやっていたので「24時間スポーツ漬け」の環境にいたのは間違いありません(笑)中学生位までは、好きな球団の結果位しか興味が無かったのですが、高校生あたりからですかね、「チーム育成」という分野に興味を持ち始めました。その背景には、父親が監督業であることや、某プロ野球チームが「お金を掛けても優勝できない」というのをみて「自分だったら」と偉そうに(何様?)考えていたからだと思います(笑)。「足し算が成果につながらない」というのを現実に見て、「じゃー強いチームは何をしているのか?」と思い、ジャンルを問わずに新聞、雑誌、TVなどで情報収集をしていました。ある意味、スポーツの見方が変わったターニングポイントですね。「上手い選手より強い選手」というワードがここ最近各指導者から聞こえるようになりました。「採用・育成・補強、配置」などの観点からスポーツを観ることによって、いわゆる「スポーツバカ」になっていきました。大学生位からは「スポーツ経営」について興味を持ちましたが、そのあたりはまた後日…。
と、またまた長くなりました。「なでしこJAPAN」の優勝はとても嬉しいですし誇りに感じています。ですが、女子ソフトボールも「世界一」になり国民が熱狂しましたよね。にもかかわらず、普及、振興が現状では上手くいっているとは思えません…。この事実は、協会だけの責任ではないと思います。次回は、スポーツの意義や、スポーツ振興、クラブ運営などを書きたいと思います。
Posted by arachu at 14:19│Comments(0)
│理事長のはなし