プロフィール
arachu
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上州アスリートクラブ/ヘッドコーチ
関東学院大学→日清食品グループ→トライアスロン選手
※ニューイヤー(全日本実業団)駅伝出場、
自己ベスト:5000m13分51秒97、10000m28分14秒16、
マラソン2時間15分04秒、07年全日本トライアスロン宮古島大会14位、
アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ(ハワイ)3回出場etc
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2014年08月09日

関東中学陸上観戦記/理事長も書いてますVol.31

8月7日、8日に「第42回関東中学陸上競技大会」がBMW平塚(神奈川県平塚市)にて開催されましたので、会員さん(中学生2名)の結果を共有します。関東の舞台で2位、7位と2名とも入賞いたしました!各種目県内3名と熾烈な出場権争いを勝ち抜き「群馬県代表」として参加し、立派な成績だったと思います。子どもたちは「悔しさ」の方が大きいと思いますが、8月18日から始まる「全中陸上(丸亀)」で今回の課題を整理して、しっかりお返ししてきて欲しいと思います。

<関東中学陸上>
(男子1500m/予選)
4分7秒93:組2位※決勝進出!(市民ランナークラス/中学3年)
(男子1500m/決勝)
4分02秒10:2位!※自己新!(市民ランナークラス/中学3年)



(男子3000m決勝)
9分06秒88:7位!(市民ランナークラス/中学3年)




【2名の簡単な略歴】
<1500mに出場した会員様>
1年生の秋に入会頂き、一学年上の会員(県入賞レベル)といつも一緒にトレーニングを。ラストでいつも置いて行かれるが、しっかり食らい付き「気持ちが強い子」という印象が強かったです。2年生の夏は、市総体4位、県総体予選落ち…と結果が付いてこなかったものの、冬の混成大会で大きく飛躍し、3年時には市総体、通信、県総体の1500mを全て優勝と輝かしい結果を残してくれました。
<3000mに出場した会員様>
2年生の1月に入会頂き、1年時にはジュニアオリンピックで全国に出場したものの、2年時冬の「ジュニアロードレース」では20位と低迷…。まじめな性格が災いしてか、練習の量をこなそうというあまりに「ケガ」も一緒に付いて回るような子という印象がありました。「ケア」の重要性と、トレーニングの「質」への変化で春先には、全国中学ベスト10(2014年)に入る記録も打ち出してくれました。
【最後に】
彼らの陸上生活はまだまだ始まったばかりです。目先の結果に一喜一憂することなく、高校・大学・社会人と「細く長く」活躍できるように、今後も指導(気持ちの面含め)していきたいと思います。最後になりますが、彼らがこのような結果を出せたのも、日々の部活動でトレーニングして頂いている部活動顧問の先生、送迎など後方支援をして頂いている保護者様、グラウンドを利用させて頂いている大学関係者様、一緒にトレーニングをしている弊社大人の会員様・中学生会員様のお陰だと思っています。本当に有難うございました。今後とも、ご支援のほど宜しくお願いいたします。  


Posted by arachu at 16:28Comments(0)理事長のはなし

2012年10月23日

弊社Webメディアの位置付け/理事長も書いてますVol.30

弊社ブログ担当のコーチのPCが故障したので、繋ぎ役としてブログを更新します。最近ですが、弊社の広報手法への質問が多かったので、この辺りで、備忘録も兼ねて自社の広報(今回はWeb)戦略について綴ってみたいと思います。

Webメディア広報のメリット
もちろん、マスメディアや広報誌(専門誌・フリーペーパー等)が効果的ですがコストが掛かります。その分、Webメディア(HP・ブログ・Twitter・Facebook等)なら、やろうと思えば無料で出来ます。全て、自分で更新するという「手間暇」は掛かりますが、コストが掛からないというのは、中小企業や、私達のような資金が潤沢に無いNPO法人には重要だと考えます。※デメリットは後ほど書きます。

各メディアの位置付け(用途)
HP(ホームページ)
弊社の顔となる中心的メディアになります。情報提供・発信を担ってます。経営理念・組織概要・サービス概要・サービス詳細(特徴)・連絡先など、入会を検討している方々に「最低限知らせなければいけない情報」を掲載しています。その他は、トピック的なことを掲載しています。新サービス・イベント・紹介された新聞記事などです。このメディアで混乱させてしまうようでは、致命的になると考えています。
ブログ
HPでは知りえない生の情報を掲載しています。弊社で言うと「活動内容」です。スクールには興味はあるけど、練習メニューは?実際どんなことしてる?何人くらいいる?男女比・年齢層は?等の「無料体験に参加する前」の動機付けとして利用しています。その他の目的としては、会員さんの大会での結果を共有したり、弊社クラブの活動日誌的な使い方として用いています。
Twitter
クラブ専用アカウントは無く、個人アカウントのみで運用しています。クラブ広報も時々は行ないますが、主に情報収集(インプット)の為に利用しています。全国各地の陸上大会を発信してくれる方、スポーツクラブの事を発信してくれる方、NPO法人の事を発信してくれる方などがいらっしゃり、「拾いに行けない情報が入手できる」という事で重宝させて頂いています。いつも深く専門的な情報、有難うございます。
Facebook
現状では、ビジネスに直結してませんね…。でも、周りの友人達がランニングを行っていたりするという投稿を見ると、マーケティングにはなりますかね…。でも9割遊びです(笑)

意識しているのは「AIDMAの法則(アイドマの法則)」
商売の基本ですが、メディア(有料含む)を利用する時には常に考えます。特に私たちのビジネスモデルは競合も少なく理解されづらい業種なので、特に意識します。※A:Attention(注意) 、I:Interest(興味、関心) 、D:Desire(欲求) 、M:Memory(記憶) 、A:Action(行動)、即ち、媒体(メディア)で注意・関心を引き、ブログで欲求・記憶をしてもらい、無料体験で行動してもらう…という流れです。まぁ、その設計が難しいのですが…。

Webメディアのデメリット
簡単に更新が出来るが、逆に更新が滞ったりすると信用、興味が低くなる傾向にあります。確かに自分でも、いつも更新されてないHPやブログを見ると「本当に活動してるの??」となってしまうと思います。それならば、いっそ無い方が良いくらいとも感じてしまいます…。その他は、ブログ・SNSで良くあるのが「失言」ですかね。他者を陥れるような表現だったりの「コンプライアンス」の問題があると思います。「書くときには、責任を持って慎重に」と、コーチには言い、自分には言い聞かせています…。

と、長くなりました。我が国は「スポーツ実施率が低い」と言われてますが、国民がスポーツをする場所を民間スポーツクラブ以外に「知りえていない」という可能性もあるかもしれません。その為には「ココでスポーツが出来ますよ!」というように、どんどん発信していかなくてはいけないのではないのでしょうか?予算が無いのはどこも同じですが、出来る範囲でしっかり広報し「スポーツ文化」の醸成を目指していきたいと弊社は考えています。



  


Posted by arachu at 18:14Comments(0)理事長のはなし

2012年10月17日

ロンドンオリンピック観戦記②/理事長も書いてますVol.29

もう、感動も色褪せ始めている?「ロンドンオリンピック観戦記②」を今更ですが書いてみます…。ちなみに前回のブログ(会場などの環境面の話題)はコチラ。今回は、「観戦競技の内容」が中心になります。

8月3日~8月7日(現地4日~6日/2泊3日)の日程でオリンピックを観戦する為にロンドンに行ってきました。競技観戦日程は5日(土)の午前と夜、6日の午前と夜。今回は、その観戦記を「陸上クラブの理事長」として、且つ「いち陸上ファン」として綴っていきたいと思います。

男子100m
言わずと知れた、オリンピック(陸上)1番人気の種目。世界陸上で「世紀のフライング」で失格したボルト選手のリベンジに注目が集まりました!結果はご存知の通り、リベンジ成功!日本人でも山縣選手が自己記録を更新し準決勝に進出しました!弱冠20歳の大学生スプリンターです。リオ以降での活躍を予想させるのには十分な内容でした。




男子10000m
地元の英雄ファラー選手vs長距離大国の東アフリカのケニア勢・エチオピア勢という図式。日本からは佐藤悠基選手が出場しました。オリンピックでは記録よりも順位を意識するので、前半はスローペース(2000m通過5分59秒)で集団が周回、しかし3000m以降は一気にペースが上がり(1000m2分40秒台前半)、縦長になり、ポツポツと遅れてくる選手も…。ラスト1000mは2分30秒を切る展開でスパート合戦。地元のファラー選手が接戦を制しました。歓声は、もうスゴかったです…。





男子ハンマー投げ
8年前のアテネ五輪、昨年の世界陸上の覇者、我らが室伏選手が登場。100mの準決勝、決勝と同タイミングでの実施だった為、スタンドとの一体感は少なく、淡々と競技が行われた印象です。結果は銅メダル。目標の金メダルには届きませんでしたが、37歳の年齢を考えると素晴らしい結果だったと思います。



女子マラソン
日本からは、尾崎、木崎、重友選手の3選手が出場。ロンドンの市街地、観光地を周回するコース。20㎞までは、イーブンペースも中間点辺りから一気にペースが上がり、日本人は対応することが出来ませんでした。優勝はエチオピアのゲレナ選手で、日本勢は木崎選手の16位が最高でした。




今回の感想としては、英国人は「陸上競技を知ってる」という印象でした。トラック競技、フィールド競技共に観戦のツボというか、楽しみ方を熟知している印象を受けました。日本も2020年のオリンピック開催に向け招致活動も活発化してきました。「世界の本物」をたくさんの方に観てもらいたいと思いますので、われわれ国民も、積極的に招致活動に関わっていかなくてはいけないな…と感じました。  


Posted by arachu at 19:35Comments(0)理事長のはなし

2012年08月21日

ロンドンオリンピック観戦記①/理事長も書いてますVol.28

8月3日~8月7日(現地4日~6日/2泊3日)の日程でオリンピックを観戦する為にロンドンに行ってきました。競技観戦日程は5日(土)の午前と夜、6日の午前と夜。今回は、その観戦記を「陸上クラブの理事長」として、且つ「いち陸上ファン」として綴っていきたいと思います。

【モニュメント】

【コンコース】



ロンドンってどんなところ?
言わずと知れたイギリスの首都。人口は800万人。8月の平均気温は20℃前後で降水量が多いのが特徴です。私達が宿泊したホテルは「ケンジントン」という地区で、東京で言うと青山・代官山といった高級住宅街が並ぶところらしいです…(ガイドさん情報)。ホテルから開会式・陸上競技で使用されているオリンピックスタジアムまでは地下鉄で約40分、言われていたよりも車内の混雑は少なかった印象ですね…(自分の路線だけ?)時差は-8時間、日本時間早朝5:00に行っていた種目は、現地時間前日の21:00の競技開始になります。
【地下鉄の駅】

【宿泊ホテル】

競技場ってどうなの?
スタジアムには地下鉄の駅が3つほど乗り入れており、コンコースではスタッフが笑顔で歓迎してくれます。意気揚々で向かうと、TVでも見掛けたモニュメントが登場。中に入るのには、結構時間が掛かる為に諦めましたが…。と、競技場の話に戻ります!まぁ立派でした!韓国のテグにも世界陸上で行きましたが、比べ物にはならないです。収容は8万人(韓国6万人)で、スタンドが良い感じに斜度がついているので、遠くからでもしっかり観戦出来ました。あと、椅子が座り心地が良かったのと、立って応援する人がほとんど居なかったです。マナーも良かったですね…、「陸上競技を知っている」という感じがしました。
【オリンピックスタジアム】

観戦種目は?
現地8月4日(土)、5日(日)陸上競技と、女子マラソン。
4日 【AM】男子100m予選(江里口、山縣選手)【PM】女子7種競技(地元選手金メダル)、男子走幅跳(地元選手金メダル)、男子10000m(日清食品/佐藤悠基選手登場)、(地元選手金メダル)
5日 【AM】女子マラソン(尾崎、木崎、重友選手)【PM】男子100m準決勝(山縣選手)・決勝(ボルトvsブレイク)、男子ハンマー投げ(室伏選手銅メダル)、男子3000m障害
【7種競技の女王/地元のエニス選手!】




各種目の観戦記は、追って綴っていきたいと思います。出来るだけ早めに…。  


Posted by arachu at 21:33Comments(0)理事長のはなし

2012年04月02日

陸連登録しました~理事長も書いてますvol.27~

約3カ月振りに「理事長のはなし」を更新します。なかなか書くネタが無かったというのと、モノグサな一面が発揮されてしまいました…。今回は、弊社クラブが2012年度から「陸連登録」をした(する)話題を綴ってみたいと思います。陸上関係者・市民ランナー以外の方には「なんのこっちゃ」の内容ですが、ご了承ください。

陸連登録とは?
日本国内の陸上競技を統括する機関の公益財団法人日本陸上競技連盟(略称:日本陸連、JAAF)に、団体又は個人にて登録する制度です。

陸連登録のメリットは?
・一般の部よりもスタートラインに近い位置でスタートできるレースがある(つくばマラソン、東京マラソンなど)
・一般の部とは違うスタート時間になっているレースがある(一般の部よりも参加者が少なく、スタート時の混雑も少ない)
・都道府県選手権など陸連登録者しか出場できない大会への参加が可能※100km駅伝、県選手権(国体予選/トラック種目)、国体、公認記録会など
・公認大会に出場することで記録が公認される※勝田マラソン、つくばマラソン、河口湖マラソン、湘南国際マラソン、大町アルプスマラソン、長野マラソン、板橋Cityマラソン、東京マラソン等(以上フル)、ぐんま県民マラソン、前橋シティマラソン等(以上ハーフ)
・参加標準記録を突破すれば福岡国際マラソンなどへの出場が可能…等といったところでしょうか?

なぜ陸連登録をしたのか?
今回の陸連登録の最大目的は「クラブの一体感」になります。ジュニアから一般まで「上州アスリートクラブ」の旗印の下、大会出場による応援等での「連携」、全力を尽くした仲間への「誇り」を共有することができ、「クラブの絆」が深まると考えています。その結果、弊社としましても対外的に「上州アスリートクラブ」をアピールすることも可能になると考えました。もちろん、会員さんが「メジャー大会」に出場できるというモチベーションにも寄与することが出来ますし、子供達も県大会や全国大会に「上州アスリートクラブ」(いつものスクールの仲間達と)で出場するチャンスがあるのも大きな理由の一つです。

と言いながらも…
市民ランナークラス以外は「競技力向上!」というのが使命(ミッション)のクラブではありません※誤解して欲しくはないですが、プロセス(基本動作の習得)>結果という考え方です。
けれども「大会」というのは、自分の力(現状)を把握できる場であると考えていますので、積極的に出場して欲しいと思っています。その結果次第で「上のステージ」を目指す「きっかけ」になってくれることを私達は望んでいます。それが今回の「陸連登録」をすることになった経緯です。

と、長くなりました…。私達は、同一のコーチが生徒さんを半永久的に指導する「一貫指導」が強みです。ですので、目先の結果に一喜一憂し、「木を見て森を見ず」になることなく、これからも会員さんの「日々の成長をサポート」していきたいと思います。





  


Posted by arachu at 18:32Comments(0)理事長のはなし

2012年01月20日

2012年のしたいこと~理事長も書いてますVol.26~

明けまして…っていう時期では無いですね。今年も宜しくお願いいたします。弊社は、5月でスクールを開始して1年、5月末に2期目の決算を迎えます。今回は、2011年の総括をし、2012年の目標を綴ってみたいと思います。※書くことによっての「備忘録」のようになってしまうと思いますが…。

2011年の活動
●3月…弊社初の事業「オリンピック選手を招聘した陸上教室(イベント)」を開催。
●4月…説明会(3日程)、無料体験会(2週間)を開催。
●5月…「ランニングスクール」開講。第1回の体力測定実施。
●6月…「大人のランニングスクール」開講。
●10月…群馬県トライアスロン協会様の「ジュニア/RUN部門サポート」開始。観音山ファミリーパーク様の委託事業として「ウォーキング教室」開始。

2011年の総括
イベント100名超に参加頂き、現在スクール33名、大人18名の「総勢51名」のクラブになりました。コンセプトをしっかり理解して頂き、それを実行できた為か(そう思いたいだけですが…笑)、退会者も殆どなく右肩上がりで推移していくことが出来ました。ソフト面である「指導方針」も大きくブレてはいませんでしたが、練習メニュー等の細かい点は生徒さんの様子を見ながら若干変更はさせて頂きました。設立当初、人数に関しての目標は、さほど拘ってはいなかったので、私達の方針、コンセプトを「受け入れて頂いた」という点に関しては「合格点」ではないかと思っております。

2012年の目標
今まで行なってきたことが受け入れられているのでは…と感じているので、もっともっと「上州アスリートクラブ」を知ってもらう事が大事になってくると思っています。即ち「広報業務」ですね。2011年も有料媒体やパブリシティ等でも取り上げて頂いたのですが、更に行っていく必要があると思っております。とは言っても、予算には限りがありますので、「戦略的」に行っていこうと思っています。人数は「倍の100名」までは目指していきたいと思います※もちろん今のサービス水準を維持、向上させながらが前提です!
その他でも、スポット事業の、マラソン大会対策講習「ランニングクリニック」も1月から開始したので、今回のノウハウを蓄積し、11月の県民マラソン前にも実施できたらと思っております。

2012年以降の目標
現在はまだまだ知名度もなく、活動内容の認知もされてない状態なので積極的には行なえていませんが、弊社の活動に「賛同」して頂く方を募り「認定NPO」(認定特定非営利活動法人)への移行も視野に入れていきたいと思っております。

資源(ヒト・モノ・カネ)が限られている中での活動なので、「一気に」というのが難しいのも理解しております。けれども、好きで起業した会社で、そのサービスに満足して頂ける方々がいるのは本当に嬉しく感じております。今後もスタッフ一同「一歩一歩しっかり前に」進んでいきたいと思いますので、引き続きご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。

今年も「上州アスリートクラブ」を宜しくお願いいたします。
理事長 白水正昭

  


Posted by arachu at 20:30Comments(0)理事長のはなし

2011年12月31日

ニューイヤー駅伝2012③~理事長も書いてますVol.25~

いよいよ明日に迫った「ニューイヤー駅伝2012」。前回のブログでは、12人のエントリー段階での予想などを綴りました。本日「区間エントリー」が発表になりましたので、展開等も含めて、みどころ、楽しみ方等を書いてみたいと思います。前回同様、群馬県民の方、陸上ファンの方々が少しでも「箱根駅伝」と同じように興味を持って頂けるように書いていきたいと思います。

区間・距離のおさらい
前橋、高崎、伊勢崎、太田、桐生市を周り群馬県庁に戻る全長100km、7区間で争います。◎1区(12.3km)、2区(8.3km)、3区(13.6km)、4区(22.0km)、5区(15.8km)、6区(12.5km)、7区(15.5km)◎1区~4区後半までは追い風で下りが続く「スピード区間」、4区後半~6区途中までは上りで横風向かい風が続く「スタミナ区間」、アンカー7区は下り、上り、向かい風の「駆け引き区間」という特徴があります。

優勝候補チームの区間エントリー
【トヨタ自動車】
1区.松本、2区.ツォー、3区.宮脇、4区.尾田、5区.熊本、6区.大石、7区.高林
【日清食品グループ】
1区.若松、2区.ゲディオン、3区.保科、4区.佐藤、5区.高瀬、6区.座間、7区.安西
【旭化成】
1区.深津、2区.白石、3区.岩井、4区.堀端、5区.佐々木、6区.荒川、7区.出口
【コニカミノルタ】
1区.新田、2区.クイラ、3区.宇賀地、4区.松宮隆、5区.山田、6区.松宮祐、7区.下重
【主なエントリー漏れ】
トヨタ自動車→菅谷(前回5区/区間5位)、日清食品グループ→小野(前回7区/区間2位)治郎丸(前回5区/区間2位)、旭化成→大西(前回1区/区間賞)、コニカミノルタ→黒崎(前々回4区/区間3位)

展開予想
・1区…致命的な遅れをしたくない区間。各チームとも、好調且つ実績のある選手を配置している傾向があります。一見すると「もったいない」と思える選手もいますが、前半の流れを形成するという意味でも重要になります。大きく飛び出す選手も居なそうですので、ラスト勝負で4チームとも「秒差」で流れ込みそうです。
・2区…インターナショナル区間。旭化成は日本人で立ち向かいます。旭化成は、上位3チームとは1分差を目標にしたいところ。上位3チーム>>旭化成(1分)
・3区…今年はエース揃い。トヨタ宮脇、コニカ宇賀地が頭一つ抜けています。日清、旭化成は30~40秒差に留めたいところだが、日清は昨年1分30秒やられている区間…。ここで、差を広げたいチームと、踏ん張りたいチームの明暗を分ける重要な区間…。日清は最低でも1分以内、旭化成は2分以内で最長区間にタスキを渡したいところ。トヨタ、コニカ>日清>旭化成
・4区…世界選手権ランナーの激突。日清は佐藤、トヨタ尾田、旭化成堀端、コニカ松宮隆(北京五輪代表)と、こちらも見所満載。去年の佐藤は、尾田に1分先着。8月の世界選手権マラソン(尾田、堀端)、10月のシカゴマラソンを走った(松宮隆)が、どこまで回復しているかがカギになるのではないでしょうか。日清、トヨタ、コニカ>旭化成…。(敬称略)

と、予想はこの辺りまでにしたいと思います。その理由は、今年の駅伝では、男子のトヨタ自動車、女子の第一生命、箱根の早稲田大学、高校男子の世羅高校、高校女子の豊川高校と、全て前半区間で上位(TOP)でタスキ渡しをし、流れに乗って優勝しております。5区、6区、7区(トヨタは高林)、旭化成も後半区間に有力選手を残していますが、2000年代に比べ、後半区間で1分、2分勝つような「大砲が不在」なので、風も強くなる後半での大逆転は無いのでは…と私は考えています。ですので、私は昨年も書きましたが「4区でTOP」に浮上しているチームが優位だと思っております。従って、4区終了時点の首位チームが優勝かと…。

と、中途半端になってしまいましたが、少しでもニューイヤー駅伝の面白さを、このブログを読んでいただいている方々に知って頂ければと思って書いてみました。
お陰さまで、このブログを開設して、半年になりました。今年も大変お世話になりました。来年も何卒宜しくお願いいたします。



  


Posted by arachu at 19:19Comments(0)理事長のはなし

2011年12月22日

ニューイヤー駅伝2012②~理事長も書いてますVol.24~

ニューイヤー駅伝2012の号砲まで「あと10日」に迫り、各チームのエントリーも発表され、いよいよ盛り上がってまいりました。前回のブログでは、2011年のコースの特徴、レース展開と結果について綴りました。今回は、今日時点(エントリー段階)での予想を書いてみたいと思います。前回同様、群馬県民の方、陸上ファンの方々が少しでも「箱根駅伝」と同じように興味を持って頂けるように書いていきたいと思います。

優勝候補は?
今年度覇者の「トヨタ自動車」、昨年度覇者の「日清食品グループ」、世界陸上マラソン入賞の堀端選手を擁する「旭化成」が3強で、コニカミノルタ、HONDAが後を追うという構図でしょうか…。

駅伝メンバー7人の選考ステップ
その前にNY駅伝に出場するメンバーの選考基準について触れてみたいと思います。NY駅伝には各地域毎に11月上旬~下旬(九州)に予選が行われます。そして、九州以外は11月中に「10000m」等の大会(記録会)に出場し、合宿という流れが多いと思います。予選→記録会→合宿と順調にトレーニングを消化出来ている選手の方が「状態が良い」という可能性は高くなると思います。逆に言えば、上記のステップを回避している選手は、その時点で「状態に不安がある」という可能性があります。※上記のステップ(予選、記録会)を回避したことによって、その時間を練習に費やし、状態が上向いてくることはもちろんあります。

各チームのステップは?
●トヨタ自動車…11月13日の中部実業団駅伝→八王子ロングディスタンスという流れ。今年3区区間賞の高林選手が両方、世界陸上マラソン代表の尾田選手が予選を回避。
●日清食品グループ…11月3日の東日本実業団駅伝→日体大記録会という流れ。世界陸上10000m代表の佐藤選手は日体大を、アジア大会10000m代表の北村選手は両方を回避。
●旭化成…11月23日の九州実業団駅伝→甲佐10マイル(16km)という流れ。昨年1区区間賞の大西選手、3区区間3位の深津選手(農大二高出身)が両方回避。

と、いうことは…
各チームともに「故障者?」の回復がカギになってくると思います。11月時点の状況から各チームが合宿に入り、どれだけメンバーの状態が上がっているか…。上記の選手は前半の重要区間を任される選手たちなので「チームの浮沈」を左右するので注目してみたいと思います。ですので31日にオーダー表が出されたときに、具体的な順位予想をしてみたいと思います。

と、また長くなりました。一人の陸上ファンとしての意見です。上記のステップは、あくまで予想であり正確な情報ではありません。記録会などに出場せずに自チームのみで行なうケースもありますので…。今年も混戦の「戦国駅伝」になると思います。当事者の方々は大変でしょうが、視聴者は楽しめると思います。

  


Posted by arachu at 22:30Comments(0)理事長のはなし

2011年12月16日

ランニングクリニック開催@はるな梅マラソン

1月7日(土)~3月10日(土)の全10回(毎週土曜)、
TAKASAKI CITY(タカサキ シティー)
第21回はるな梅マラソンに参加するランナーを対象に
ランニングクリニック(教室)を開始します。
小中学生や、一般の方々を対象に「ランニングスクール」を開催している、「NPO法人上州アスリートクラブ」では、来る1月7日(土)~3月10日までの毎週土曜日(全10回)、群馬県の高崎市石原緑地芝生公園にて、高崎市内や近隣に在住の「はるな梅マラソン(2012年3月11日開催予定)」に参加予定のランナーを対象としたランニング教室を開催(主催)いたします。
クラスは、初心者~上級者までの全4クラス。全てのランナーが対象になります。講師は、マラソン2時間15分04秒の記録を持ち、日清食品グループでニューイヤー駅伝にも出場した経験がある弊社クラブヘッドコーチの荒井崇が務めます。
●1月7日(土)は「無料体験会」を開催しますので、事前にご予約の上、お気軽にお越しください

【ランニング教室概要】
日時:2012年1月7日(土) ~3月10日(土)毎週土曜の全10回
●初心者クラス…11:30~13:00(90分)
●初級クラス…13:00~15:00(120分)
●中級クラス…15:00~17:00(120分)
●上級クラス…日曜8:00~10:00、火曜19:00~21:00
場所:石原緑地芝生公園※上級クラスの火曜のみ健大高崎高校グラウンド※雨天決行
参加資格:高崎市内や近隣に在住の方で、「はるな梅マラソン」に参加予定の方。※中学生以上
定員:80名(各クラス20名)/事前予約制。定員になり次第、締め切ります。
指導内容:「走ることはスポーツの基本」をコンセプトに、走ることの楽しさや素晴らしさを伝え、正しいランニングフォームの習得を目指す内容になります。個人のレベルに合った練習メニューで指導します。
参加費:10,500円(全10回)
※1月7日(土)に「無料体験会」を実施します※要予約
その他:当日は運動のできる服装でご参加ください。更衣室やシャワー等はご用意できませんので、ご了承ください。飲み物は各自でご用意ください。

【講師:荒井 崇(あらい・たかし)プロフィール】
1970年10月8日生まれ、41歳。神奈川県横浜市出身。関東学院大学→日清食品グループ→トライアスロン選手 ※ニューイヤー(全日本実業団)駅伝出場。現在は、NPO法人上州アスリートクラブヘッドコーチとして在籍。自己ベスト:5000m13分51秒97、10000m28分14秒16、マラソン2時間15分04秒、07年全日本トライアスロン宮古島大会14位、他
◎詳しい練習メニューなどは、弊社HPをご覧ください。コチラをクリック

【お願い】
このクリニックの「主催」はNPO法人上州アスリートクラブです。くれぐれも、「はるな梅マラソン実行委員会」にお問合せをなさらないようにお願い致します。

弊社HP→http://www.josyu-a-club.org
メール→info@josyu-a-club.org

  


Posted by arachu at 19:00Comments(2)理事長のはなし

2011年12月05日

ニューイヤー駅伝2012①~理事長も書いてますVol.23~

元旦に行われる駅伝日本一を決める「ニューイヤー駅伝2012」の号砲まで1ヶ月を切りました。私達のクラブがある「群馬県」で行なわれる実業団の駅伝です。1988年から数えると、25回目になります。
今回は複数回に渡り、「群馬県民」として、「陸上クラブ」として、「いちファン」として、今年度の結果、コースや気象条件、来年度の予想・展望などを綴ってみたいと思います。文才が無いので、上手くまとめられないと思いますが、群馬県民の方、陸上ファンの方々が少しでも「箱根駅伝」と同じように興味を持って頂けるように書いていきたいと思います。

◇第56回全日本実業団対抗駅伝出場チーム◇ 
【東日本】(13)…日清食品グループ(2010年度優勝)、コニカミノルタ、カネボウ、Honda、富士通(2009年度優勝)、ヤクルト、JR東日本、小森コーポレーション、SUBARU(群馬県太田市)、日立電線、自衛隊体育学校、警視庁、プレス工業
【北陸】(3)…YKK、重川材木店、高田自衛隊
【中部】(6)…トヨタ自動車(2011年度優勝)、トヨタ紡織、愛知製鋼、NTN、愛三工業、八千代工業
【関西】(4)…佐川急便、NTT西日本、大塚製薬、四国電力
【中国】(4)…中国電力、JFEスチール、マツダ、中電工
【九州】(7)…旭化成、トヨタ自動車九州、九電工、安川電機、三菱重工長崎、黒崎播磨、西鉄

2011年の結果(レース展開)
1位→トヨタ自動車、2位→富士通、3位→日清食品グループ、SUBARU→17位。
前評判では、実力が拮抗し「戦国駅伝」と評されていた2011年。珍しく?上州名物空っ風の影響も少ないコンディションでスタートしました。
【1区(12.3km)】前橋県庁~高崎市役所までの1区は「群馬の大動脈、国道17号を通るコース」。例年通り牽制しあい、集団は17号から左折した「NTTあたりから」スパート合戦。中継所ではTOPの大西選手(旭化成)から23位までが15秒以内の接戦で2区にタスキを。※今年11月にロンドンオリンピック10000mのA標準を破った宮脇選手(トヨタ自動車)はルーキーながら3秒差の4位で通過しました●旭化成→東京電力→トヨタ自動車九州
【2区(8.3km)】高崎市役所~前橋市公田町(高駒線)はインターナショナル区間。「追い風で下り」とスピード自慢がそろいます。今年の世界陸上(テグ)10000mで金メダルを獲得したHONDAのジェイラン選手が10位から一気にTOPへ浮上。地元群馬のSUBARUクレメント選手も区間2位の快走でチームを2位まで押し上げました。※昨日の福岡国際マラソン優勝のダビリ選手(小森コーポレーション)は区間8位●HONDA→SUBARU→日清食品グループ
【3区(13.6km)】前橋市公田町~伊勢崎市役所は「追い風で下り」という、こちらもスピード区間。昨年、今季絶好調だった高林選手(トヨタ自動車)が区間新の快走で9位からTOPへ。SUBARUもこの時点で3位をキープし、最長区間の4区へ。※高林選手と駒澤大学時代の同期、地元農大二高出身の深津選手(旭化成)も区間3位で6位まで順位を押し上げました●トヨタ自動車→安川電機→SUBARU
【4区(22.0km)】伊勢崎市役所~太田市役所はラスト5kmから「向かい風で上り」という最長区間であり過酷なコース。各チームエースを配置しています。7位でタスキを渡した日清食品グループは、世界陸上10000m日本代表の佐藤選手が一時はTOPに躍り出る区間賞も、5区にタスキを渡す時点では3位。※1位のトヨタ自動車、2位の安川電機は共に世界陸上マラソンに出場した、尾田選手と中本選手。ちなみに区間2位は元祖「山の神」こと今井選手(トヨタ自動車九州)、SUBARUは16位に後退●トヨタ自動車→安川電機→日清食品グループ
【5区(15.8km)】太田市役所~桐生市役所は「ずっと上りで、向かい風を受けやすい」という一番タフなコース。今回は集団で5区に渡った為か、トヨタ自動車、安川電機、日清食品グループの3選手が集団で並走。ラストで日清の治郎丸選手がスパートし、日清が初のTOPでのタスキ渡し。※それでも4位富士通まで26秒差と混戦模様●日清食品グループ→安川電機→トヨタ自動車
【6区(12.5km)】
桐生市役所~西久保町交差点は距離は短いが「アップダウンが多く向かい風が直撃」する難コース。距離は短いが、力の差が出やすい区間でもあるのが特徴。安川電機が初の首位に立ち、2位には阿久津選手の区間賞の活躍により、4秒遅れで富士通が浮上。3位、トヨタ自動車とは20秒、4位の日清食品グループとの差は23秒の差でアンカーへ。目まぐるしくTOPが変わる展開に●安川電機→富士通→トヨタ自動車
【7区(15.5km)】
西久保町交差点~群馬県庁へ。「前半は下りで、残り5kmで10m程上る」後続のチームは、この下りを利用して一気に先頭集団に追い付こうとします。地元前橋出身の日清食品グループの小野選手、トヨタ自動車の熊本選手は10㎞手前で安川電機、富士通に追い付き4人でしばらく牽制しあいながら並走も、安川電機の飛松選手が遅れ、残り500mで3チームの勝負へ。前半に一気に追いついた小野選手も遅れ、県庁へ向かう「イチョウ並木」の直線へ。最後は熊本選手が、追いすがる富士通の福井選手を振り切り、トヨタ自動車が32回目の出場にして初優勝。

という結果でした。思い出しながら書いていたら、長くなりすぎてしまいました…。もっとまとめる能力が必要だと反省しています。先日時点で、各チームのメンバー登録の為の大会、記録会が終わったと思います。次回は各地区予選会の状況等を踏まえた展望などを書いてみたいと思います。最後の更新はメンバー発表があった時にでも書ければと思います。あくまで私見のブログですが、少しでも、「ニューイヤー駅伝」に皆様が興味を持って頂ければ幸いです。

【県庁の歴代優勝チームの写真↓】
  


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2011年11月07日

子供の指導と大人の指導②~理事長も書いていますVol.22~

前回は、小中学生の指導方針について書いてみました。詳細はコチラ。今回は、「大人」の指導方針を綴ってみたいと思います。

大人のクラスは3クラス
平日(火・水・木)10:30~12:00の「ブランチランニング」、土日10:15~11:45の「Weekendランニング」、火曜19:00~21:00、日曜8:00~10:00の「市民ランナークラス」の3つ。コーチが一人で見ています。ブランチは現在13名、市民ランナークラスは6名です。※Weekendランニングは開始すぐで現在は0名。

クラスによって目的は様々
ブランチランニングは平日の午前中ということで、主婦の方や、シニアの方が中心になります。ですので、健康志向、体力増強、ランニングフォームの習得などの目的で、長期的視点の目標設定の方が多いです。一方、市民ランナークラスは「フルマラソン3時間切る」「大会で上位進出」「ケガをしないランニングフォームの習得」など具体的且つ、短・中期的な目標設定が特徴です。

指導方針について
【ブランチランニング/初心者・初級が中心】

年齢も30代~シニアの方々なので、理解は早いです。どのような理解かと言いますと、言ったことや、見たことをスグに実践できるという事です。ですので、初めに来た方には、この準備運動の目的、ストレッチの目的、練習内容の目的等をしっかり話し、「やって見せる」という事に重きを置いて指導しています。そこさえ、しっかりしておくことが出来れば、ずっとマンツーマンで指導しなくても成長してくれると考えております。※でも、この「伝える」という事が難しいんですよね…もっともっと頑張ります…。
【市民ランナークラス/中級者~上級者が中心】
このクラスは、年齢は様々ですが大会等を経験しています。ある程度自分の「弱み(弱点)」を理解している方が多いです。ですので、「課題を共有」出来るように指導しています。今までの練習方法、レース内容等をしっかりヒアリングし、その課題をクリアできるような練習メニューを組んでいきます。具体的には、ペース配分、スピード強化、距離トレーニング等になります。それと、我流の方が多いのが特徴ですので、動き作りや補強等の「ベーシック(基本)練習」を取り入れたり、市民ランナーの方で悩みが多いケガ対策として、準備運動やストレッチ等も時間を割いて指導しています。※せっかく走る事が好きであるのに、ケガをしてしまっては元も子ないので…ココはしっかりウォッチします。

と、2回に渡り(間隔は空きましたが…)子供の指導と大人の指導について書いてみました。個人の成長や目的(目標)に沿った「体系的な指導」を弊社クラブで謳っている以上、一律指導では生徒さんの要望に応えられないと考えているので、このような指導方針で行なっております。まだまだ至らない点があるのも重々承知しておりますが、生徒さんの成長を少しでもサポートできるよう、日々精進して頑張っていきたいと思います。

※ブログのお気に入りに、いつも正確で丁寧、かつ迅速な情報提供を頂いている高崎市陸上競技協会様HPと、いつも支援を頂いている株式会社ホシノスポーツ様HPを追加させて頂きました。いつも大変お世話になっている団体・企業様です。有難うございます。

  


Posted by arachu at 19:49Comments(0)理事長のはなし

2011年10月21日

子供の指導と大人の指導①~理事長も書いていますVol.22~

弊社は「小中学生向け」と、「大人向け」にランニングスクールを行っています。色々と他の陸上クラブなどを見ていますが、有料で両方のターゲットを指導しているのは多くないのかもしれません。今回は、まだまだ始めて5カ月ですが、「マルチターゲットを対象」にしているスクール運営での指導方法として、気を付けている点、工夫している点、苦悩している点などを書きたいと思います。※あくまで「スポーツクラブ運営者、指導者」としての立場であり、「保護者、教育者」としての立場ではありませんので、予めご了承ください。

クラスは全部で9クラス
小学1.2年生(混合)、3.4年生(混合)、5.6年生(男子)、5.6年生(女子)、中学生(男子)、中学生(女子)、ブランチラン(初心者~初級/大人)、ウィークエンドラン(初心者~中級/大人)、市民ランナークラス(中級~上級/大人)と、小中学生は学年・性別、大人はレベルや都合に合わせたクラス編成になっております。そのような編成にした理由は、身体の成長に合わせた、体系的な指導を行いたかったという理由などです(大人のクラスは時間帯などの制約の為のレベル分けです)現在はこの9つのクラスを、コーチ1人(自分はアシスタント)という人的資源で行なっております。

クラスによって目的は様々
小学校低学年のクラスに関して言えば「走るのが好き」「正しい走り方を身につける」「もっと速く走りたい」「走る事は大事で将来につながる」など、動機・目的は様々にご参加頂いております※この学年は親御さんの意向が大きいですかね。小学校高学年になってくると、「長距離が好き」「他のスポーツを行っているが走り方を学びたい」「100mで記録を更新したい」など、目的が多少明確化されてきます。大人のクラスのブランチランは、「運動を始めたい」「健康の為」「いつかは10km位走りたい」など、目標が長期的な傾向になる事が多く、市民ランナークラスは逆に「3時間を切りたい」「ケガをしないフォームを身に付けたい」など目標が明確で短・中期的で具体的なものが多いのも特徴です。

と、そろそろ本題の指導について
上記のようにクラス、目的が様々なので、指導も画一的ではなく工夫を凝らして行っております。
【小学生低学年】能動的、積極的で活発な傾向にあると思ってます。ですが、一つ一つの言葉を理解しスグに改善するという作業は速くないと思ってますので、「反復練習」によって体感させることに主眼を置いております。もちろん、基本的な動作で気になる大きな欠点等は注意・指導しますが、口うるさく言うのではなく、反復練習の中で出来ている点を褒めて伸ばし、体で覚えていってくれればと思いながら指導しています。この年代は、一度出来たことは忘れない!というのが特徴ですかね。
【小学生高学年】「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、技術の習得にもっとも適した世代と言われています。ある程度、自分の型(フォーム、リズム等)を持って入会してきます。けれども、身体の成長を含め一番成長する時なので、基本動作(動き作りなど)については、止めながらでもしっかり指導します。一番全てが伸びるこの時期に、基本を疎かにしてしまい、後々の成長をストップさせたくないと考え指導しています。ですが、向上心も高い年代なので、言ったことをすぐに吸収してくれる世代だとも感じています。
【中学生】現在陸上部の補完的役割として入会して頂いている方が多いです。ですので、学校の部活動では出来ない事、クラブだから出来ることに時間を使っています。具体的には、基本動作、補強、ストレッチに時間の2/3を割き、本練習では、その週の学校でのメニューを聞き、足りない点を補うというやり方です。中学生には、なんとなく「こなす練習」ではなく、成果を意識させ「練習の目的」をしっかり理解させるように指導しています。スクールは週に1日だけの指導になり、残りの6日間は学校での部活動になるので、考えながら成長していって欲しいと思っています。

と、思ったより長くなりましたので、「大人の指導」については次回に書きたいと思います。私達は大学で教職課程を習得したわけでもなく、子供がいるわけでもありません。ですので、親御さんの接し方、先生としての接し方は出来ませんが、「走る事」についての指導者としては、自信を持って挑んでいきたいと思っております。まだまだ未熟な点等はございますが、何卒ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願いいたします。

  


Posted by arachu at 19:33Comments(0)理事長のはなし

2011年10月17日

県内企業・団体様との協業~理事長も書いていますVol.21~

スクールを始めて5カ月、30℃を記録してしまった10月も中盤に差し掛かりました。「スポーツの秋」「本格的にマラソンシーズンを迎える秋」になり、弊社ランニングクラブもお陰さまで、複数の企業様・団体様とお仕事をさせていく機会も増えてきました。私達のメイン事業である「走る事」を通じて地域貢献・活性化に少しでもお役にたてているのであれば、非常に嬉しい事です。
今回は、どのような企業様・団体様との協業なのかを少しずつになってしまいますが、紹介していきたいと思います。※順不同

株式会社ホシノスポーツ様
10月8日(土)に「高崎の街中を走ろう!!」というイベントに協力させて頂きました。内容は名前の通り、駅前の市街地5kmを、地域の飲食店で飲食しながら、いつもと違った高崎を走るというイベントでした。参加者も40人強もおり、市内のランニング人口の多さにビックリしました。私達は、準備体操、ストレッチ、相談コーナーなどを担当し、ケガをしない、パフォーマンスアップの為のアドバイスをさせて頂きました。※ホシノスポーツさんは、弊社のスポンサーになって頂き、スクールの際に履くシューズ等の物品提供をして頂いております。その他にも、ホシノスポーツさんが運営しているホシノランニングクラブ(HRC)とも人的交流がありまして大変お世話になっております。
【マリオ!?も参加しました(笑)】


株式会社エフエム群馬様
10月13日(木)から第2、4木曜日(11:30~11:55)に「fun running」という番組内で「番組アドバイザー、コーチ」という役割で出演させて頂いております。「楽しく走る!」をメインコンセプトにし、市民ランナーから競技ランナーまで、群馬の「走る」を応援するという番組内容になっています。弊社も、県内の方々が少しでもランニングに興味を持ってもらい、楽しんで欲しいという思いがありましたので、快諾させて頂きました。まだまだ緊張したり、上手に話せていない点もあると思いますが、頑張ります(笑)※エフエム群馬さんは、3月のイベントの際にもご協力を頂き、車社会の群馬では「ラジオ」という媒体は圧倒的な広報力があるのだなぁと気付かせて頂きました。
【FMぐんま86.3Mhz/fun running】


観音山ファミリーパーク(NPO法人KFP友の会様) 
10月10日(月)から第2、4月曜日(10:40~12:00)に円熟クラブというサークル内で「ウォーキング教室」を指導させて頂いております。中高年の方からシニアの方々が中心で、「正しく歩く」ことを目的にしております。皆様、理解が早くスグに覚え実践してくれます。指導者冥利に尽きるのですが、こちらが勘違いしてしまいそうで怖いです(笑)股関節の運動や、ストレッチなどに時間を多く使い、まずは体を動かすことから始めています。※観音山ファミリーパークさんは、弊社の大人のランニングスクールに参加して頂いている方からのご紹介でした。スポーツ系だけでなく、文化系の教室もあり活動が活発です。公園も、緑が一杯で1周800mのコースがあったりするなど充実しています。
【群馬県営の公園です。本当に素晴らしい公園です】


群馬県トライアスロン協会様
10月8日(土)にジュニア世代を対象に2回目の「ランニング指導」を行いました。トライアスロンという競技は、水泳、自転車、ランと複数の競技を行います。その「ラン」の部分を弊社は担当しています。県内でトライアスロンの普及、強化を目指している団体様で、私達もスポーツ人口増加の底上げになる「ジュニア世代」のスクールを行っていましたので、理念が共有し協業が実現しました。トライアスロン選手を目指しているだけあって、やはり体力はあるなぁと感心しています。※群馬トライアスロン協会さんとは、弊社コーチ荒井がトライアスロン経験者という縁でお声掛け頂きました。「海無し県」というハンデはありますが、少しでも普及のお手伝いが出来たら嬉しいなと感じております。
【未来のアスリート達!持久系が強いです!】


と、まだまだご協力して頂いている企業様はありますが、長くなりましたのでまたの機会にご紹介させて頂きます。本業は「ランニングスクール」で変わりませんが、時間が許す限り、色々な企業様、団体様と協業してみたいと思っております。「走る事」によって、生活、経済が少しでも豊かになるのであれば、私達は嬉しく感じます。






  


Posted by arachu at 18:58Comments(0)理事長のはなし

2011年09月26日

監督業と経営者②~理事長も書いていますVol.20~

前回のブログでは、落合監督の電撃退団の話題で「チームを持つ意義」「経営サイドが監督に求めること」を事例を交えて持論を綴ってみました。今回は、現場の最高責任者である「監督」という立場を経験者の方々の話を元に展開していきたいと思います。

現場(監督)は下?
先日の落合監督の問題で楽天の星野監督は「現場を下に見ているだろ!と激怒」という記事を見掛けました。この発言は「シーズン途中での解任発表」というフロントの行為自体に発したと言われています。まぁペナントの優勝争いをしているチームの士気に関わるという理由であるからでしょうが、私の考えでは、??と感じてしまいました。あくまで経営(フロント)は「現場を下には見ていないだろうが、対等とは思っていないだろうな…」と思っています。なぜこのタイミングでの発表だったかは、当事者ではないと分かりませんが、経営と現場の意思疎通(コミュニケーション)が取れていないのだろうなという事だけは感じました。

監督の仕事は勝つこと?
もちろん、優秀な選手を発掘し、強化し、勝利に導き、優勝を目指す!これが監督の仕事です!と言いたいですが、勝者がいれば、必ず敗者もいるのがスポーツの世界です。理事でもある自分の父親は、監督を4社で経験しています。成績も日本一2回とオリンピックランナーを1人輩出しました。※年数の割に多いのか少ないのかは…(笑)それでも、監督のイスは安泰ではありませんでした(親会社の経営状態によって廃部などもありますが…)それでも、お陰さまで長くこの世界に居ることが出来るのは、経営サイドと「課題、現状戦力、目標、成果」を共有できているからなのではないのかな…と思っています。どう考えても現有戦力で優勝の見込みが無いのに「勝てます!」や、今年は厳しいかなと思いながら「なんとかなりました!」では現場を見ることが出来ない経営サイドの方々は、現場の最高責任者である監督に不信感を抱くと思います。※あくまでも低い目標を掲げるのが良いと言っている訳ではございません…。
監督といっても「社会の縮図」と一緒だと僕は思っております。経営者の方々には「シェア1位を目指す!」「売上規模よりも利益率を重視!」「顧客満足の最大化!」など今の現状によって経営目標を掲げます。スポーツ界の監督も中間管理職のような立場であり、あくまで「絶対」ではなく、一企業の「部門責任者」なのではないかと、僕は近頃感じています※なんか夢が無い話ですね(笑)

と、僕は先生方やアマチュアの監督方としか、お話をさせて頂いたことがございませんので「プロ」というのはまた違うのかもしれませんね。ですが、経営側から考えると「いろいろな側面での効果」を期待してしまうのも事実です。それが、「絶対無理!」というのであれば、自らチームを立ち上げオーナーになり自分が監督をするのが一番でしょう、苦労も多いと思われますが…。←弊社が数十年後?に目指すのはココです、自分が監督は無いとは思いますが(笑)

また書きすぎてしまいました…。あくまで持論です。もっと違うオーナーの方や、監督さんもたくさんいらっしゃると思います。勉強不足で至らない点がございましたらご了承頂けますと幸いです。





  


Posted by arachu at 19:54Comments(0)理事長のはなし

2011年09月23日

監督業と経営者①~理事長も書いていますVol.19~

昨日(9月22日)、中日ドラゴンズの落合監督が今季限りで退団との突然の発表がありました。この件は賛否両論あるみたいで反響の大きさを感じています。今回のブログでは、立場が違う「監督」と「経営者」の立場を、一経営者の視点、私の父親の監督経験(30年以上)、他のスポーツチームの事例などを用いて持論を展開してみたいと思います。

チームの設立趣旨を理解する
まずは、この趣旨を考えなければ始まらないと思います。まずは、今回のプロ野球。誤解を恐れずに書くと親会社の「広告媒体」です。過去の球団は、その時代の中心産業が多く保持しています(映画、鉄道、新聞、IT(情報通信)など)ニュース番組や新聞などで自社の名前が出ることにより「広告効果」と算定しています。収支でプラスなのは、巨人、阪神、広島といわれ、横浜は30億の赤字とのことです。親会社は殆どが上場企業なのでこの経済状況で「広告効果」としての負担金が株主に対して説明が出来ないというのが身売り問題が噴出している理由なようです…。今回の落合監督の退任も新聞を売りたい会社としての「プロ野球というツール」が、営業面(新聞売上、メディア露出、観客動員など)が物足りないと判断された可能性も否定できません。※あくまで私見です。
Jリーグを始め、その他のプロスポーツ(野球の地域リーグ、バスケット、アイスホッケー等…)は「地域密着」を掲げていますが、まだまだ親会社(メインスポンサー)に依存しているチームも多く、収支が黒字になっているチームも少ないようです…。TV放映も少ないスポーツなので、単純に「広告効果」だけを期待するのが難しいというのも問題だとは思います。
実業団スポーツは、CSR(企業の社会的責任)や、福利厚生の一環(社員の帰属意識高揚など)との捉えられ方も多いですが、この経済状況下で廃部が多くなっているのも事実です。

経営サイドは具体的に何を監督に求めているのか?
上記のことを踏まえると「結果」です。が、この「結果」というモノサシが各々の企業によって違うと思っております。「広告効果」を最大限に発揮して欲しい!という企業ならば、メディアにどれだけ露出したか?それに伴い自社製品(サービス)の認知・売上がどう変わったか?というのを算出するはずなので、勝つこと=メディア露出増大という図式に重きを置くでしょう。その為に投資(選手獲得)をし、リターン(優勝などの結果)を得るという積極路線に進みます(巨人、ヤンキース、レアル・マドリードなど)。
その一方には、残留してさえしてくれればいいよ!予選通過してくれればいいよ!という中庸?路線のチームもあるのも事実だと思います。収支も増減の幅が小さくリスクも少ないというメリットもあります(具体的なチーム名は出しにくいですが…)。
と、前置きが長くなりましたが、経営はチームを持つことによる自社メリットをしっかり遂行してくれる監督を招聘したいのだと思います。わかりやすく言いますと、露出を上げたいチームは、「経営面(メディア)も意識してくれる監督」(結果重視、人気、良くも悪くもインタビューなどによる発言、面白いプレーを標榜する(今回、MLBのNYメッツは試合を思い白くするためにHRが少なくエキサイティングじゃない!という理由で広すぎる球場を狭くするそうです…)を、経営バランスを重視しているチームは、高額年俸の監督を招聘しても、選手も集められる体力(資金)が少ないので「そこまで要求されても…」というのがあるのではないかと思われるので、育成に長けている、今後の成長(数年後に好成績)に期待したい監督を招聘する傾向が強いのではないかと思います…。

と、思ったより長くなりました…。自分がプロスポーツ経営者だったら…といつも考えてしまいます。「勝ちたい!」というのは全ての経営者・現場・選手が思っている事だと思います。ですが、企業となるとステークホルダーも多く、そうもいかないのが現実だと思います。ヨーロッパのサッカーなどは富豪と呼ばれている方々が、収支関係無しに?チームを創っていますが、日本では未だ難しいと思います…。※あくまでも、「人気先行の監督が良い」と言っている訳ではないですので、ご理解頂けますと幸いです。

今回書いていない「監督(指導者)の立場」などについては、次回書きたいと思います。このバランス感覚が難しいんですよね、きっと…。

  


Posted by arachu at 19:30Comments(0)理事長のはなし

2011年09月02日

世界陸上観戦記(韓国)~理事長も書いていますVol.18~

8月27日(土)~29日(月)の3日間、世界陸上を観戦をする為に韓国へ行ってきました。観戦日程は28日(日)の午後。弊社ヘッドコーチ荒井の後輩に当たる日清食品グループの佐藤悠基選手の応援と、「世紀の失格!」と言われる男子100mの決勝が行われた日でした。もちろん初の「生ボルト」でした。今回は、その観戦記を「陸上クラブの理事長」というより、「いち陸上ファン」として綴っていきたいと思います。





大邸ってどんなところ?
韓国の南部に位置し、人口250万人。韓国の第3の都市と言われています。私達は、南部釜山の「金浦国際空港」に入り、バスで1時間弱移動し「慶州」のホテルで宿泊しました。(「慶州」は古都のイメージで世界遺産もあるようです、私は行きませんでしたが…。)そして、当日はバスで1時間程、慶州から西に向かい競技会場である「大邸」に到着しました。

競技場ってどうなの?
大きな幹線道路に面しているのですが、山の中に建てたというイメージが近いです。今大会では、世界記録が未だ出ておりません。その理由は、下記の写真のようにゴール方向に山があり、向かい風になっているのも影響していると思います。今回の短距離競技で「追い風」は一度も無いと思われます。競技場は6万人以上収容できる立派な施設です。日韓W杯でも利用されたとかされてないとか…。今流行り?のブルータータンで明るく、華やかな感じもしました(高崎市の浜川競技場もブルーです!)



男子10000m
日清食品グループの佐藤選手が登場しました。その他にも、世界記録保持者のベケレ、NY駅伝で活躍している外国人ジェイラン(HONDA)※以上エチオピア。タヌイ(九電工)、マサシ(スズキ)※以上ケニア。などお馴染みのメンバーもいて、個人的盛り上がりはピークに!ちなみに、10000mの世界記録は26分17秒、佐藤選手の最高記録は27分38秒。目指せ入賞(8位)という思いで応援していました!レース詳細は割愛しますが、まぁ凄かった。ペースの上げ下げが何よりスゴイ。74秒でゆっくり周回と思ったら、次の周は66秒とかが当たり前の世界。ペースが乱され体力が消耗…集団から1人、2人と振り落とされていきます。世界陸上、オリンピックでしか観れないので貴重な体験でした。結果は、佐藤選手は15位、優勝はジェイラン選手でした。※ベケレ選手は途中棄権です。次のNY駅伝で「世界チャンピオン」を観れる!というのは群馬県民としては嬉しいですね!ちなみに外国人ランナーは2区限定になりますので、高崎市役所を出発し、弊社事務所がある末広町前を激走します!
写真などは、日清食品陸上部HPを参照ください。

男子100m
準決勝、決勝と同日程で行なわれます。準決勝のボルトは余裕しゃくしゃく?という感じで、いつも通り「よそ見」をしながら70~80メートルあたりから流してました。「格が違う」というのは感じましたね。
決勝の解説は要らないですね(笑)スタジアムの雰囲気は異様でした。「Ah-!」「Woー!」とか「OMG!」とか日本のTVの前で観戦していた方々と同じです。フライングに至った憶測は色々流れていますが、個人的には記録が出にくい競技場なので、世界記録を出す為に気負ったのかなぁと…。それは本人しかわからないですがね…。









韓国のこと、食事などの感想もありますが、またの機会にでも書きたいと思います。「ボルトの失格の世界陸上」と、印象に残る大会を観戦できたのは、貴重な宝物です。スクールに参加できずにご迷惑もおかけしてしまいましたが、今後も一生懸命頑張っていきますので何卒宜しくお願いいたします。  


Posted by arachu at 23:03Comments(0)理事長のはなし

2011年08月17日

群馬県のマラソン大会事情~理事長も書いてますVol.17~

以前、ランニングブーム等のお話を書きましたが、「群馬県のマラソン大会ってどうなの?」という質問が多かったので、そのあたりを綴ってみます。2009年の話ではありますが、クラブを創設するためにある会社で勉強していたのですが、そこで全国のマラソン大会を調べる(ランネットや自治体HPなど)機会がありましたので、少しですが提供したいと思います。※データは2008年or09年の数字になります。

群馬県のマラソン大会の数は?
ざっと「27」の大会があります。(町内などの大会も含めるともっとあるのでしょうが…)多いのでしょうか?少ないのでしょうか?少ないと思います。考えられる理由は、前回のブログを参照ください。市町村別の開催回数では、4大会…高崎市、3大会…前橋市、太田市、2大会、渋川市、富岡市となっております。人口が多い都市が開催が多いという傾向は確かにありますね。その理由として、集客面、アクセス面、予算面などもあるのではないでしょうか?その他では観光名所や自然が豊かな市町村が開催している傾向にあります。

人気(参加者が多い)の大会は?
1位…ぐんま県民マラソン(約10000人)、2位…前橋シティマラソン(約6700人)、3位…桐生市堀マラソン(約6000人)となっております。※2008年のデータで、公表されていない大会もございますのでご了承ください。参加者が多い大会にはある特徴があります。順不同で言いますが、アクセスが良い、走るコースが魅力的、複数の距離(ハーフ、5kmなど)が設定されている、制限時間設定が長い、公認(記録を陸連が認める)コースである、参加費が安い、参加賞が豪華、申込みがNet(エントリーポータルサイト)で出来る、人気大会(東京マラソン等)日程と被らない、等など…。その他にもあると思いますが、大体こんな感じかと思います。

スポーツツーリズム
直訳すると「スポーツ観光」です。マラソン大会開催には大きなメリットがあります。それは、観光を振興することによる「地域活性化」・県民の「生涯スポーツの推進と健康増進」・競技人口が増えることによる「普及・育成」などがあります。現在、群馬県では、群馬デステネーションキャンペーンと銘打って「観光」に力を入れております。各地の自然や名所を楽しんで頂くのも、もちろん大歓迎ですが、みなかみ町の「アウトドアスポーツ」の例のように、主体的に行動をし県外にアピールしていくのも良いのかな…と個人的には思っています。

と、陸上クラブとして、群馬県のNPO法人として、マラソン大会を通じて「皆が楽しく走ってくれたら良いな」と思って書いてみました。県外の方々に、もっと群馬県の魅力を知って欲しいですし、たくさんの素敵なお店を紹介したいなと思っております。群馬県でも「フルマラソン」やりたいですね。



  


Posted by arachu at 20:19Comments(0)理事長のはなし

2011年08月12日

3か月が過ぎて…~理事長も書いてますVol.16~

小中学生を対象としたランニングスクールを始めて3か月が経ちました。今回はこの3ヶ月間の感想などを綴ってみたいと思います。「スポーツクラブ」の設立に興味がある方なら、多少は参考になるかもしれません。

集客(広報)について

現在、小中学生クラスの生徒さんは23名です。3月のイベント、4月の説明会、無料体験を通して募集をした結果です。この人数は多いのか、少ないのかは意見が分かれますが、自分としては想定通りです。起業する前には「走る事だけにお金を払う人はいない!」・「コーチの方が人数が多いことも多々ある(笑)」などと言われていたので、しっかりコンセプト(指導方針等)が伝わったのかなぁとは思っております。コンセプトを伝えるための、HP作成、チラシ作成、説明会会場費など費用はかさみましたが、「ランニングスクール」の理念、意義(効果)をしっかり伝えるのには大事だったと思っております。
来年の4月までには50名体制にはもっていきたいと考えているので、9月からは広報にも力を入れていきます。広報は、地元紙、パブリシティ(1社決定済)などを中心にと考えています。

指導内容について
コンセプトに沿った練習内容を入念にコーチと準備し作成しましたが、「現場は生き物」と改めて痛感しました…。その日の天候、メンバーによって「練習の密度」が大きく変わるということを想定していませんでした…。勉強不足でしたね。特に1.2年生のクラスは、集中力の持続が難しい為、こちらの設定したメニューがこなせませんでした。ですので、コーチと緊急ミーティングを行い、練習内容の順番変更や、内容変更、時間変更などを施しました。あくまでも「走る事」をベースに考えているスクールなので、「質」を落とさずに「集中」できるような練習内容に「カイゼン」したといった方が適切でしょうかね。
その他のクラスも、現時点での基礎能力、目的も様々ですが、「基本」をしっかり教え、メンバーの特性や、その日の体調などを考慮しながらメニューを開発しています。これは、コーチの力が非常に大きいですね。いつも助かっております。

今後について
この3カ月では、動き作り(走る事に必要な可動域の拡大など)や、変形ダッシュなどの瞬発力UP、ミニハードルをつかったリズム養成などを中心に行ってきました。動きがしっかりしてきた時点を見極め、ランニングフォームの具体的な指導や、加速やペースなどの意識的指導も行っていきたいと思っております。まだまだ少ないメンバーですが、切磋琢磨しながら「楽しく走る事」を実践し、成長を促していければ良いなと思っております。

と、長くなってしまいました。私たちもまだまだ勉強しなくてはいけない点が多く、日々勉強です。それでも、保護者の方々が弊社の方針を理解し、お子様を預けて頂けるのは本当に嬉しいですし、感謝しております。しっかり、その期待に応えるために日々精進していく次第です。今後とも「上州アスリートクラブ」を宜しくお願いいたします。

  


Posted by arachu at 12:02Comments(0)理事長のはなし

2011年07月29日

群馬県ってどんな県?~理事長も書いてますVol.15~

都内から単身で高崎に来て、来月でちょうど1年になります。
今回は、スポーツの話ではなく、群馬県や高崎市を「群馬県1年生」として客観的(他者が思っている群馬県像も踏まえ)に語ってみようと思います。

アクセス

「群馬って遠くね?」・「ていうか、どこにあんの?」とよく言われます。恐らく長野辺りと勘違いしている方が多いと思います。(例)「小学校の時に行った野辺山はマジ遠かったし…」…野辺山は違う県ですが…。
実は、東京から1時間を切ります!上越、長野新幹線(2つも乗り入れ!)で東京→高崎が最速49分です。※これは渋谷から八王子まで行くのと同じ時間です。車でも関越道で早ければ1時間位で高崎まで来ます。※元旦のNY駅伝が終わると東京に帰るのですが、車利用の父親と帰宅時間が変わりませんでした。良いですね、群馬。

観光
「群馬、スキーで行った!」・「草津行った!」・「軽井沢のアウトレット行った!」とよく言われます。最後の軽井沢…これも長野県です…。
私はまだ観光らしい観光はしてないのですが、草津・伊香保・水上に代表される「温泉」は有名です。「草津よいとこ一度~はおいで。チョイナチョイナ♪」は耳にした方も多いと思います。その他にも、スキー場や、ラフティングが出来る場所等、アウトドアスポーツにも力を入れてます。良いですね、群馬。

お土産
「おみやげ悩むわぁ」・「何が有名?」とよく言われます。個人的には、ハラダさんのラスクが無難なのかなぁと思うのですが、駅では買えないのが残念ですね…。その他には「だるま」ですかね、自宅にもチビッ子だるまが2つあります。結構「だるま」って愛嬌があって可愛いものですよ。良いですね、群馬。

方言
「○○だいねぇ~」・「それ、なんなん?」などが、最初は戸惑いました。だいねぇ→だよね、なんなん→なんなの、なようです。当時はジョークだと思い、その言葉が出た時は、愛想笑いをしていました(笑)でも、スクールの小学生が使ってると可愛いなと思ってしまいます。良いですね、群馬。

と、県外の方にも読んで頂いている?ブログでしたので、アピール(宣伝)してみました。7月から「群馬ディスティネーションキャンペーン」と称し、大々的に観光誘致をしております。一度遊びに来てください。キーワードは良いですね、群馬。です(笑)

ぐんまちゃん↓
  


Posted by arachu at 20:56Comments(0)理事長のはなし

2011年07月22日

スポーツ観戦する理由②~理事長も書いてますVol.14~

前回は、スポーツバカの理事長が、スポーツの面白みや、なぜスポーツが好きなのか?などを書きました。詳しくはコチラ。今回は「好き」という理由だけではなく、「仕事」としてスポーツを観戦(勉強)する理由を書きたいと思います。

そもそも「スポーツ」って何の為、誰の為?
ココが一番難しいですね…。競技者、指導者、スポンサー、支援企業、競技ファン、国際大会ファン、無関心層、アンチスポーツ層等(敢えて不等号は付けませんが)「スポーツ」を取り巻く環境には様々な人がおり、捉え方は様々だと思います。
この異なる立場の人たちに「スポーツの素晴らしさ」を伝え、「メリットを享受」できたときに真の「スポーツ文化が確立」するのではないかと私は考えます。

たとえばどんなスポーツ文化が理想?
ヨーロッパのサッカークラブや北米の4大プロスポーツ等の例を出してみたいと思います。例えばサッカー。バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、ACミラン等欧州のサッカークラブは世界的に有名です。このクラブ達は、優秀な競技者、指導者を集め国内はもとより世界で戦っています。観客も多く入り、TV放映も積極的に行っております。その為、広告目当てに支援する企業も増加、地域密着の為に無関心だった市民もスタジアムに足を運び、アンチスポーツの人々も、経済効果により恩恵を受けることが出来ます。全米の4大プロスポーツも同じような仕組みですが、世界へ向かわない代わりに、アジアや欧州の選手を獲得し、世界戦略を行っております。よってスポーツを通じて「Win,Win」の関係が築けているのではないでしょうか?

マイナースポーツ・アマチュア競技じゃ無理じゃない?
上記スポーツのような観客収入の有無、放映権収入の有無などの広告効果が希薄なスポーツは難しいと考えられております。そのような競技には、国・企業・国民がサポートできると良いと思います。※ココが難しいのですが…。先日JOCでトップ・アスリートの支援を求める企業説明会を行い、43社の企業が参加しました。企業側も、何億、何十億は掛けられないが、アスリートの支援には興味があるというのは事実なようです。今後、寄付税制も変わり国民が支援出来る体制も少しずつですが整いつつありますので、やり方次第では未来が全くないわけではないと思います。※寄付文化が根付いていないので先になりそうですが…。とは言いながらも、やはり「各種競技団体」の普及(優秀な競技者の継続的輩出)・啓蒙活動(魅力のプレゼン等)が大事であるのは変わりません。良いアスリートが出現しても、選手寿命は10年足らずです。選手任せではなく、協会がしっかりバックアップし、競技者に負担を掛けないことも重要になると思います。内輪揉めばかりしている協会も散見されますが…。

と、持論を長々と書いてしまいました…。スポーツを観る理由は、主戦場の陸上競技だけではなく、国民がもっとスポーツに関心を持てる仕組みはどうなんだろう、世界はどう動いているのだろうと、勉強の為でもあります。「子どもたちがスポーツを楽しめる」・「競技者が競技に集中できる」・「引退後も活躍の場を提供する」という理念を掲げて高崎でスポーツクラブを始めました。まだまだ始めたばかりで若輩者ですが、日々精進していきたいと思います。


  


Posted by arachu at 20:48Comments(0)理事長のはなし