2011年07月09日
陸上競技観戦の楽しみ方③~理事長も書いてますVol.12~
今日は、陸上アジア選手権in神戸。8月に行われる世界陸上(韓国/テグ)の最終選考会になります。今回は、陸上観戦をする際に「わかっておくと嬉しい情報」を添付します。
この1周は68秒ですねぇ…
長距離を観戦中に、解説者はこのようなコメントをします。正直「なんのこっちゃ」という人が多いと思います。これは、「1周400mのLAP」になります。このLAPには、前の周回との比較や、GOAL到達タイムの予測などに役立ちます。例えば、前の周回が72秒で、今回が68秒になっていたら、ペースが上がっており付いていけない(遅れる)選手も出てきて縦長の展開になります。タイムも5000mでしたら、15分ペース→14分10秒ペースに変化するというのですから、その差は歴然です。
ラスト勝負ですねぇ…
陸上競技には、最後の力を振り絞る「ラストスパート」というのがあります。先日の10000mでは、直前まで69秒前後で周回していたのに、「ラスト1周56秒」でバーレーンの選手は走り優勝しました。ちなみに3位だった村澤選手(東海大)は61秒前後だったと思います。最後の1周で5秒の差が付いてしまいました。日本人は、世界と比較すると持久力は勝っているのですが、スピードでは劣っていると言われています。ですので、ハイペースに持ち込み、「ラストスパートの切れを無くす」戦略でないと世界では通用しないのも現実です…。ですが、10000mの世界記録と1分20秒近くの差があるので戦略だけでは難しいですが…。
今日は、男女5000mの決勝が行われます。下記の早見表を見ながら、観戦すると少しは楽しめると思います。なおBS-TBSにて18:30~LIVE中継されます。
この1周は68秒ですねぇ…
長距離を観戦中に、解説者はこのようなコメントをします。正直「なんのこっちゃ」という人が多いと思います。これは、「1周400mのLAP」になります。このLAPには、前の周回との比較や、GOAL到達タイムの予測などに役立ちます。例えば、前の周回が72秒で、今回が68秒になっていたら、ペースが上がっており付いていけない(遅れる)選手も出てきて縦長の展開になります。タイムも5000mでしたら、15分ペース→14分10秒ペースに変化するというのですから、その差は歴然です。
ラスト勝負ですねぇ…
陸上競技には、最後の力を振り絞る「ラストスパート」というのがあります。先日の10000mでは、直前まで69秒前後で周回していたのに、「ラスト1周56秒」でバーレーンの選手は走り優勝しました。ちなみに3位だった村澤選手(東海大)は61秒前後だったと思います。最後の1周で5秒の差が付いてしまいました。日本人は、世界と比較すると持久力は勝っているのですが、スピードでは劣っていると言われています。ですので、ハイペースに持ち込み、「ラストスパートの切れを無くす」戦略でないと世界では通用しないのも現実です…。ですが、10000mの世界記録と1分20秒近くの差があるので戦略だけでは難しいですが…。
今日は、男女5000mの決勝が行われます。下記の早見表を見ながら、観戦すると少しは楽しめると思います。なおBS-TBSにて18:30~LIVE中継されます。
Posted by arachu at 12:55│Comments(0)
│理事長のはなし