プロフィール
arachu
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上州アスリートクラブ/ヘッドコーチ
関東学院大学→日清食品グループ→トライアスロン選手
※ニューイヤー(全日本実業団)駅伝出場、
自己ベスト:5000m13分51秒97、10000m28分14秒16、
マラソン2時間15分04秒、07年全日本トライアスロン宮古島大会14位、
アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ(ハワイ)3回出場etc
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2011年07月09日

陸上競技観戦の楽しみ方③~理事長も書いてますVol.12~

今日は、陸上アジア選手権in神戸。8月に行われる世界陸上(韓国/テグ)の最終選考会になります。今回は、陸上観戦をする際に「わかっておくと嬉しい情報」を添付します。

この1周は68秒ですねぇ…
長距離を観戦中に、解説者はこのようなコメントをします。正直「なんのこっちゃ」という人が多いと思います。これは、「1周400mのLAP」になります。このLAPには、前の周回との比較や、GOAL到達タイムの予測などに役立ちます。例えば、前の周回が72秒で、今回が68秒になっていたら、ペースが上がっており付いていけない(遅れる)選手も出てきて縦長の展開になります。タイムも5000mでしたら、15分ペース→14分10秒ペースに変化するというのですから、その差は歴然です。

ラスト勝負ですねぇ…
陸上競技には、最後の力を振り絞る「ラストスパート」というのがあります。先日の10000mでは、直前まで69秒前後で周回していたのに、「ラスト1周56秒」でバーレーンの選手は走り優勝しました。ちなみに3位だった村澤選手(東海大)は61秒前後だったと思います。最後の1周で5秒の差が付いてしまいました。日本人は、世界と比較すると持久力は勝っているのですが、スピードでは劣っていると言われています。ですので、ハイペースに持ち込み、「ラストスパートの切れを無くす」戦略でないと世界では通用しないのも現実です…。ですが、10000mの世界記録と1分20秒近くの差があるので戦略だけでは難しいですが…。

今日は、男女5000mの決勝が行われます。下記の早見表を見ながら、観戦すると少しは楽しめると思います。なおBS-TBSにて18:30~LIVE中継されます。

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